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INTERVIEW 03

公益性重視のチームワークで、新宿の文化を創造する

文化・芸術振興部 文化振興・学習課 係長

Chapter 01

自分の興味と「レ・ガ・ス」がフルにマッチ

私の入職は、大学の掲示板に募集が出ていたのがきっかけです。当時は、大学で文化地理や経済地理を学んでいて、野球もやっていました。新宿未来創造財団の愛称にもなっている「レ・ガ・ス」。歴史・学習・スポーツを振興する財団というのが、自分の興味にすごくマッチしていたんです。

総合職として入職してから17年間で、ジョブローテションにより4つの部署を経験しました。歴史博物館や新宿文化センター、新宿コズミックセンター、そして企画経営課の4部署で様々な経験を積みました。今は二度目の文化センター、文化振興・学習課で係長として仕事しています。

Chapter 02

区民の幅広いニーズに応える施設として

文化振興・学習課では新宿区内にある文化施設全6館を運営しています。新宿文化センターでは、音楽やダンス、伝統芸能などの公演を企画・主催しますし、他の5館である生涯学習館では生涯学習活動をする団体へ活動の機会と場の提供をしています。

企画においても、施設管理においても、区民の皆さんのニーズが大前提です。アンケートや利用者懇談会を通して届く声を大事にしながら、そこに自分の知識や発想を加えて、企画をコーディネートします。区民のみなさんに必要だと感じたら、あとは予算などのハードルを一つずつクリアにしていきます。企画したものに「いいイベントだった」「やってくれて良かった」という声をいただくと、次の企画へのモチベーションも上がりますね。これからも幅広い年代の方に使っていただけるような施設を目指して、日々取り組んでいます。
※新宿文化センターは現在、令和7年9月末まで休館中

Chapter 03

より広く連携しながら、財団全体の強みを発揮できるように

職場環境は穏やかで充実しています。公益的な事業やサービスを提供する組織なので、性質的にも競い合うというより協力しようという姿勢が強いですね。例えば、職種としては総合職と職域限定職に分かれていて担当業務は大まかに分かれていますが、利用者さんの問い合わせがあれば担当をこえて対応します。組織で対応しているイメージですね。このようにみんなで協力する風土がある一方で、個々人に対しても手厚いフォロー体制があり、充実した研修制度であったり、高い有給取得率に取り組んで達成できているのが嬉しいポイントです。

個人としては、役職が上がってきたことで、以前より職場の枠を超えたつながりができてきたと感じています。色んなところに自分の声が届きやすくなって、より大きな規模の交渉や調整を行えることに、充実感を感じますね。これからも幅広い視点で、様々な部署と連携しながら、組織全体の強みを発揮できるようにしていきたいと考えています。

1日のスケジュール

8:30

始業

 

 

9:00

利用者の受付/新宿文化センター開館

 

 

10:00

大ホール利用者と当日の打合せ

 

 

12:00

昼休憩(1時間)

 

 

14:00

主催する公演や施設管理の状況確認や打合せ

 

 

15:00

財団本部や新宿区と連絡調整

 

 

17:15

終業