INTERVIEW 05
新宿を支える、縁の下の力持ち。多文化が共生する街で見つけた新たなやりがい
企画経営部 企画経営課 主任
Chapter 01
以前は製造業で経理をしていました。地域に根ざした仕事に就きたいと思っていたときに、新宿未来創造財団の募集を見つけました。自治体に近い仕事でありながら、法人としての管理部門があるということで、経験も活かせそうだと応募した次第です。外国人住民が約10%を占めている、多文化な街の新宿にも興味がありました。
実際にやってみると、経理の基準は異なるものの、処理の基本は近いですし、民間企業とは異なる視点で見られることも面白いです。前職では工場と本社、それぞれに勤務した経験もありますが、どちらかというと工場での仕事に似ていますね。現場に根ざした仕事としての手触り感があって、自分の仕事の延長線上に物事が動いている実感があるので、主体的に取り組めています。規模としても程よくまとまっていて、スピーディに物事が進められますし、自分に合った環境だなと感じています。
Chapter 02
経理では、区から交付を受けた補助金や指定管理料の資金の管理と、協力いただく方々への支払い、あとは経費系の支払いが日常の業務です。主任として、5人ほどのチームでリーダーをしています。納期や決算のスケジュールを決めて引っ張っていくのが役目ですね。管理部門の仕事は一つ一つを着実に行うことが重要です。自治体の外郭団体として扱う資金には適切な管理が求められます。区民のみなさんから預かったお金であることを忘れずに、それぞれの処理をきちんと説明できるよう丁寧に進めることが最も重要だと考えています。
今は現場を目の前にして仕事をしているので、事業系の仕事とのつながりを確認したり、自分の仕事を掘り下げて見ることができます。例えば修繕などですね。自分で現場を確認できるのはありがたいです。また、管理系の職員でも、事業やイベントの際に応援として加わることがあるので、実際に会計処理した設備や備品が使われている様子や、利用者さんやお客さんの顔を直接見られるのがやりがいにつながっています。
Chapter 03
基本的にイベントなど明るい取り組みの多い仕事なので、職場としても活気があり、前向きに取り組む風土があるなと感じています。事業として扱うものが、スポーツだったり歴史や文学だったり音楽だったりと幅広いからでしょうか。そうした文化に関心の高い人が集まっているので、職員間の何気ない話でも、意外な知識や考えが知れて面白いですよ。
今後は、管理部門の事務業務の効率化に取り組みたいと考えています。DXを進めることでもっと効率よくできる部分もあると思うので、変更することで変わる使い勝手などを見極めながら、慎重にかつ大胆に改善に取り組みたいです。